「巻き寿司」と「恵方巻き」と「キンパ」の違いとは?分かりやすく解釈

「巻き寿司」と「恵方巻き」と「キンパ」の違い言葉の違い【3語】

海苔で巻いたご飯を指すことまではわかるものの「巻き寿司」「恵方巻き」「キンパ」には、そのほかにどのような違いがあるのか。

この記事では、「巻き寿司」「恵方巻き」「キンパ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「巻き寿司」とは?

「巻き寿司」とは、酢飯を海苔で巻いた食べ物です。

細巻きと太巻きがあり、それぞれ異なった具材が入ります。

細巻きの場合、キュウリを入れたかっぱ巻きやネギトロを入れたネギトロ巻き、かんぴょうを入れたかんぴょう巻きなどがあります。

「巻き寿司」の中でも、細巻きの場合、具材は1つという場合がほとんどです。

それに対し、太巻きの場合は、様々な具材が巻かれており、厚焼き玉子やかんぴょう、キュウリ、シイタケといったもののほか、豪華な太巻き寿司ともなれば海鮮が巻かれた「巻き寿司」もあります。

このように「巻き寿司」は、酢飯の内側に具材を入れ海苔で巻いた細長いものを指す言葉となります。


「巻き寿司」の例文

・『最近、飾り巻き寿司が流行っています』
・『私は、巻き寿司に入っている厚焼き玉子が大好きです』


「恵方巻き」とは?

「恵方巻き」は、節分の日に食べる太巻き寿司を指します。

一般的に太巻き寿司と呼ばれているものが、節分の日には「恵方巻き」となり、今年の恵方に向いて、「恵方巻き」をかぶりつきます。

関西地方で行われていた「恵方巻き」の文化がコンビニなどで販売されたことをきっかけに、全国的に広がりました。

具材は、「巻き寿司」とほぼ同じですが、縁起を担ぎ七種類の具材で作られている「恵方巻き」があります。

また、「恵方巻き」の場合、輪切りにカットされることはありません。

「恵方巻き」の例文

・『恵方巻きを食べているときは、しゃべってはいけません』
・『節分の日になると恵方巻きを食べるため、我が家では方位磁石が大活躍します』

「キンパ」とは?

「キンパ」は、韓国の巻き寿司です。

「キンパ」に使用されるご飯は、塩とごま油で味付けされたもので、具材は、韓国らしいキムチやナムルなどをはじめ、牛肉やツナなどバラエティー豊かな具材となります。

海苔はごま油を塗った海苔が用いられます。

「キンパ」の例文

・『キンパの具材は、バラエティー豊かで面白いです』
・『キンパは、韓国ではファストフードのような存在です』

「巻き寿司」と「恵方巻き」と「キンパ」の違い

まず、「巻き寿司」「恵方巻き」は日本のもの。

「キンパ」は韓国のもの。

この点に大きな違いがあります。

そのうえで、「恵方巻き」は、節分の日に食べる「巻き寿司」を指し、作り方や具材もほぼ、「巻き寿司」と同じです。

このような「巻き寿司」「キンパ」を比較した場合、ご飯に大な違いがあり、「巻き寿司」が酢飯に対し「キンパ」は、塩とごま油で味付けされたご飯を使用します。

また、海苔においては、同じ味がついていない海苔を使用しますが、「キンパ」の海苔は、ごま油で味付けされます。

まとめ

以上が「巻き寿司」「恵方巻き」「キンパ」の違いです。