この記事では、「レベニューシェア」と「成果報酬」と「成功報酬」の違いを分かりやすく説明していきます。
難しく思える言葉を、今すぐ調べていきましょう。
「レベニューシェア」とは?
「レベニューシェア」とは、成功報酬のひとつ。
おもにIT業界で使われている、新しい契約方法です。
仕事を発注する側と、請け負う側がパートナーのような契約を結びます。
このとき事業がうまくいけば、一定の利益を受注者に支払います。
良い仕事をおこなうほど、受注側の儲けが増えていく、ユニークな仕組みになっています。
仕事に対するモチベーションが高まるので、お互いに刺激を受けながら、手を取り合って進んでいけます。
ただレベニューシェアは、両者の信頼関係があってこその契約となります。
どのようなパートナーと、どんな仕事を進めるかも重要な鍵を握ってきます。
トラブルのないように、気を付けておきましょう。
「成果報酬」とは?
成果報酬とは、仕事の成果に応じて支払われる報酬のこと。
おもに営業代行のシーンで使われている契約方法です。
目に見える成果が出たとき、会社にとって利益になる働きをしてくれたとき、発注者が受注者に支払うのが成果報酬です。
ただ成果報酬の「成果」には、具体的な決まりがありません。
何をもって成果とするかは、企業によって曖昧になっています。
そのためお互いが納得のできる仕事をおこなうためにも、契約前にはっきりルールを定めておく必要があります。
「成功報酬」とは
成功報酬とは、仕事が成功したら支払う報酬のこと。
白と黒をはっきり付けた、割り切った契約スタイルをあらわします。
おもにM&Aの仲介業者や、コンサルタント、弁護士業界で用いられている手法です。
成功報酬では目に見える成功が手に入ったとき、受注する側にお金を支払っていきます。
ただ成功報酬には、完全型の成功報酬と、一部の諸費用は支払う一部型の2パターンがあります。
どのような場合にお金を支払い、不発に終わった場合もいくら必要になってくるのか、契約時によく確認しておくことが大切になってきます。
「レベニューシェア」と「成果報酬」と「成功報酬」の違い
・IT業界はレベニューシェア、営業代行は成果報酬と成功報酬
それぞれ新しい契約方法をあらわす言葉です。
レベニューシェアは、おもにIT業界で用いられている用語です。
システムの設計から、その後の管理まで一式をお任せするときに利用されています。
このとき事業によって得た利益を、契約時に決めた計算式で分配します。
また成果報酬と成功報酬は営業代行や弁護士など、一部の職種で採用されている方式です。
それぞれ契約時に定める成果や成功を出したら、約束していた金額を支払います。
まとめ
「レベニューシェア」と「成果報酬」と「成功報酬」の違いを分かりやすくお伝えしました。
いずれも受注する側の報酬についてあらわした言葉です。
レベニューシェアとはパートナー契約のこと。
成果報酬と成功報酬は業績に応じて支払う、報奨金をあらわします。
お金にまつわる用語を、正しく見分けていきましょう。