この記事では、「エコ」と「省エネ」と「節電」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エコ」とは?
「エコ」とは、英語の「Ecology」を日本語読みした「エコロジー」を略した言葉です。
「Ecology」は日本語に訳すと、生態学と言う意味になります。
「エコ」を使った例文をいくつかご紹介します。
『エコな生活を送るためにも、まずはできることから始めよう』、『このお店は環境に考えたエコな工夫がされている』、『お店ではレジ袋をもらわずに、エコバックを持ち歩くようにしています』「エコ」の類語としては、「地球にやさしい」、「環境に配慮した」、または「持続可能な」などがあります。
「省エネ」とは?
「省エネ」とは、省エネルギーを略した言葉です。
有限のエネルギー資源をより無駄なく効率良く使っていくことを意味しています。
「省エネ」が使われている例文をいくつか挙げてみます。
『省エネは限りある資源エネルギーを節約して使うことです』、『この会社では省エネ対策として、さまざまな取り組みが行われている』、『家庭でできる省エネ対策として、まずは電気やガス、水道の節約から始めると良いでしょう』「省エネ」と似たような言葉は、「省エネ化」、「コストダウン」、あるいは「省コスト化」などです。
「節電」とは?
「節電」とは、使用する電気の量を節約して使うことを言います。
「節電」を用いた例文をいくつか見てみましょう。
『待機電力を減らすことは、節電効果に繋がる』、『最近は節電効果のある家電製品も増えてきたようだ』、『電気料を抑えるために、あらゆる節電対策を行っている』「節電」と関連した言葉には、「節約」や「節電ビズ」などが挙げられます。
「エコ」と「省エネ」と「節電」の違い
「エコ」とは、英語の「Ecology」から来ていて、その意味は生態学です。
「省エネ」は有限のエネルギー資源をより無駄なく効率良く使っていくことを言います。
また、「節電」は使用する電気の量を節約して使うことです。
「省エネ」には「節電」も含まれてます。
また、「エコ」は地球や自然環境を考えた活動なので、その具体的な行動として、「省エネ」や「節電」が含まれます。
まとめ
エアコンを使用する時、「省エネ」表示になるような温度設定をすることで、エネルギーの無駄使いを防ぐことができます。
とは言え、「省エネ」温度にすると、夏は暑く、冬は寒く感じてしまうかもしれません。
なので、夏はエアコンに加えて扇風機を使うことで、「省エネ」温度でも部屋を涼しくすることができます。
また、冬は1枚多く衣服を着るようにしたり、カイロや湯たんぽなどを活用するのも良いしょう。
また、暖房家電の中でもこたつは電気の使用量が少ないので、節電や省エネ効果が期待できます。
家電の中で、多くの電気量を使っているのが、エアコン、冷蔵庫、そしてテレビと言われています。
まずはこれらの電気量を見直し、「節電」していくことによって、「省エネ」や「エコ」にも繋がっていくでしょう。