「安心」と「安らぎ」と「安堵」の違いとは?分かりやすく解釈

「安心」と「安らぎ」と「安堵」の違い生活・教育

日々生活しているといろいろな心配事が生まれてくるものです。

そういったことに関連する言葉で、「安心」「安らぎ」「安堵」という言葉があります。

果たしてこれらの言葉の違いはどこにあるのでしょうか。

この記事では、「安心」「安らぎ」「安堵」の違いを分かりやすく説明していきます。

「安心」【あんしん】とは?

「安心」とは、心配や不安がなくて気持ちが落ち着いているということを表した言葉です。

心が安らぐと書くように、何事もなく平穏な状態がずっと続いているような状態のことを指しています。

ですから、何も悪いことが起きていなければ、いつもの通常の状態のことも「安心」に該当します。


「安心」の例文

・『ペットの犬がお腹を見せて寝ている、安心しきっている様子だ』
・『借りた分は返したがまだ利息があるので安心できない』


「安らぎ」【やすらぎ】とは?

「安らぎ」とは、ゆったりした気持ちを表した言葉です。

「安心」との違いが微妙ですが、「安らぎ」は気持ちとか気分といった精神的なものを表した言葉です。

それに対し「安心」は、状態という意味合いが強い言葉なのでその点の違いがあります。

「安らぎ」の例文

・『彼女のほほえみは僕に安らぎを与えてくれる』
・『忙しい中にも一時の安らぎを見つけた』

「安堵」【あんど】とは?

「安堵」とは、心配や不安が取り除かれてほっとすることを指しています。

「安心」と意味合いは似ていますが、「安堵」はまず先に心配事や不安な事があった上で、それがようやく取り除かれた時に使われる言葉です。

ですから「安堵」は一過性のもので、「安心」のようにずっと続いていくという状態ではないということです。

「安堵」「堵」の字には垣根や囲いといった意味があり、古く戦の多かった時代に、敵国の侵略から身を守る為の垣根の内側で安らかに暮らす様子から「安堵」という言葉が生まれたとされています。

「安堵」の例文

・『動物園から逃げ出したという蛇がようやく捕まって安堵した』
・『命に別状はないと聞いて安堵した』

「安心」と「安らぎ」と「安堵」の違い

「安心」「安らぎ」「安堵」の違いについて簡単にまとめると次のようになります。

「安心」とは、「心配や不安な事がなくて落ち着いている状態」を表現した言葉になります。

そして、ずっと続いていくような状態です。

「安らぎ」とは、「ゆったりして穏やかな気持ち」を表現した言葉になります。

「安堵」とは、「心配や不安な事がようやく取り除かれて安心した状態」を表現した言葉になります。

心配や不安な事が取り除かれた時に生まれる一過性の状態を指します。

まとめ

「安心」「安らぎ」「安堵」の違いについて述べてきましたがご理解いただけましたでしょうか。

気持ちを表すのか状態を表すのか、続いていくものなのか一過性のものなのかなどの違いがありました。

とにかく、何も悪いことなく安心して過ごしていきたいものです。