この記事では、「ブランク」と「スペース」と「null」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブランク」とは?
「ブランク」の意味は以下の通りです。
1つ目は「空白の部分」という意味で、用紙や画面などで、何も記載されておらず空いている部分のことを言います。
2つ目は「何の職業や役割にも就いていない状態や期間」という意味で、ある仕事から離れて、その経歴が途切れている期間のことを言います。
上記に共通するのは「空白がある」という意味です。
「ブランク」の使い方
「ブランク」は名詞として「ブランクがある・ない」「ブランクを埋める・埋めた」「ブランク期間」などと使われます。
基本的に、あるものごとや事柄が途切れて、すっかり空いている部分や期間に使われる言葉です。
「ブランク」の例文
・『彼女は2年間のブランクを感じさせない素晴らしいプレイをした』
「スペース」とは?
「スペース」の意味は以下の通りです。
1つ目は「空間のこと」という意味で、縦と横が確保されて空いている場所のことを言います。
2つ目は「印刷物の紙面の広さ」という意味で、どれだけ紙面を割いているかを表します。
3つ目は「宇宙空間」という意味で、「スペースシャトル」など宇宙に関わるものに使われます。
上記に共通するのは「空間」という意味です。
「スペース」の使い方
「スペース」は名詞として「スペースがある・ない」「スペースを空ける・空けた」「スペースコロニー」などと使われます。
基本的に、何もない空間や、宇宙など3次元的に広がりのある場所に使われる言葉です。
「スペース」の例文
・『苗字と名前の間にスペースを入れて下さい』
「null」とは?
「null」は「ぬる」または「なる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「プログラミング用語で、何のデータも含まれない状態」という意味で、変数や形式などが存在していない状態を言います。
2つ目は「長さゼロの空文字列のこと」という意味で、文字としてカウントされない状態を言います。
上記に共通するのは「何もない状態」という意味です。
「null」の使い方
「null」は名詞として「null文字」「null値」などと使われたり、「Null Pointer Exception」のことを「ぬるぽ」などと言います。
基本的に、データベース用語で何も存在していない状態を表す言葉です。
「null」の例文
・『初期値を表す為にnullを入れる』
「ブランク」と「スペース」と「null」の違い
「ブランク」は「あるものごとや事柄が途切れて、すっかり空いている部分や期間」という意味です。
「スペース」は「何もない空間」「宇宙など3次元的に広がりのある場所」という意味です。
「null」は「データベース用語で何も存在していない状態」という意味です。
まとめ
今回は「ブランク」と「スペース」と「null」について紹介しました。
「ブランク」は「空白」、「スペース」は「空間」、「null」は「何も存在していない」と覚えておきましょう。