「スプラッター」と「ホラー」と「スリラー」の違いとは?分かりやすく解釈

「スプラッター」と「ホラー」と「スリラー」の違いとは?生活・教育

この記事では、「スプラッター」「ホラー」「スリラー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「スプラッター」とは?

「スプラッター」の意味は以下の通りです。

1つ目は「液体がばちゃばちゃと跳ねたり、飛び散ったりする様子」という元の意味で、水しぶきや波しぶきなどのことを言います。

2つ目は上記から転じて、「猟奇殺人や惨殺など、むごたらしい光景がある小説や映画作品」という意味で、血しぶきが上がるシーンが多い作品のことを言います。

「スプラッター」は英語の「splatter」が日本語化した言葉で、「液体が飛び散ること」「パシャッという音」「血が飛び散ること」「飛び散ったもの」という意味があります。


「スプラッター」の使い方

「スプラッター」は、日常で使う時には「スプラッターが散る・散った」「スプラッターが跳ねる・跳ねた」などと使われますが、映画の話題で使う時には「スプラッターが好き・嫌い・苦手」などと使われます。

基本的に、日本では猟奇殺人や惨殺など、むごたらしい光景のある作品に使われることの多い言葉です。


「スプラッター」の例文

・『スプラッター映画を見て気分が悪くなった』

「ホラー」とは?

「ホラー」の意味は以下の通りです。

1つ目は「恐怖・戦慄」という元の意味で、身がすくむほど恐ろしいことを言います。

2つ目は上記からてんじて「恐怖を楽しむ為に作られたゲーム、マンガ、小説、映画作品」という意味で、ゾンビや妖怪などが出てきて人を脅かすシーンがある作品のことを言います。

「ホラー」は英語の「horror」が日本語化した言葉で「恐怖」「戦慄」「恐ろしさ」「悲惨さ」「残虐さ」などの意味があります。

「ホラー」の使い方

「ホラー」は、日常で使う時には「ホラーだ・である」「ホラーもの」などと使われます。

基本的に、恐怖や戦慄を感じて楽しむ娯楽作品を表す言葉で、映画だけではなく、ゲーム・マンガ・アニメ・画像・動画などに幅広く使われる言葉です。

「ホラー」の例文

・『彼は売れっ子のホラー漫画家だ』

「スリラー」とは?

「スリラー」の意味は「観客や読者に恐怖を感じさせることをねらった演劇や小説、映画作品のこと」です。

お化けや悪魔などが出てくるだけではなく、人そのものが怖いストーリーも含みます。

「スリラー」は英語の「thriller」が日本語化した言葉で、元は「thrill」であり「ぞくぞくさせる」「わくわくさせる」「ぞっとする」「強い感情が走る」「震撼させる」という意味、「~する者」という意味の「-er」が付くことで「ぞくぞくさせるもの」「ぞっとする作品」という意味になります。

「スリラー」の使い方

「スリラー」は日常で使う時には「スリラー小説」「スリラー映画」などと使われます。

基本的に、ぞっとする内容の娯楽作品に使われる言葉です。

「スリラー」の例文

・『スリラー小説を読んで暗い場所が怖くなった』

「スプラッター」と「ホラー」と「スリラー」の違い

「スプラッター」「猟奇殺人や惨殺など、むごたらしい光景のある作品」という意味です。

「ホラー」「恐怖や戦慄を感じて楽しむ娯楽作品」という意味です。

「スリラー」「ぞっとする内容の娯楽作品」という意味です。

まとめ

今回は「スプラッター」「ホラー」「スリラー」について紹介しました。

「スプラッター」「惨殺もの」「ホラー」「恐怖もの」「スリラー」「ぞっとするもの」と覚えておきましょう。