「大きい」を英語に訳すと「ビッグ」という言葉になることは誰でもご存知かと思います。
しかし、「大きい」には「ビッグ」の他にも、「ラージ」や「ジャンボ」もあります。
「大きい」で共通しているものの、この3つの言葉はどのような違いがあるのでしょうか? そこでこの記事では、「ラージ」と「ビッグ」と「ジャンボ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラージ」とは?
「ラージ」は「Large」と英語表記しますが、意味として 、「形・広さ・規模などが客観的に大きい」という解釈の他に「形や数量などが多いこと」「入れ物・家などがたっぷり入る、広々した」「大柄やがっしりした、太った」と言ったようなことを指しています。
「大きい」の他にもさまざまことを意味しているのです。
「ラージ」の例文
「ラージ」が使われるシーンとしては、下記のような例文が挙げられます。
・『ラージってシャツのサイズのLのことって知ってた?』
・『僕はラージサイズのTシャツじゃないとダメなんだ』
「ビッグ」とは?
「ビッグ」の英語表記は「Big」となります。
意味として「大きい」の他に「成長した」「年上の」「偉い」「重要な」「有力な」「偉そうな」「もったいぶる」「傲慢な」「自慢する」などを指しています。
「ビッグ」の例文
「ビッグ」の例文は次の通りです。
・『お前は小さな時は目立つ存在じゃなかったけど、大人になってからビッグになったな』
・『俺はビッグなシンガーになるって決めてるんだ』
「ビッグになる」というのは「偉くなる」という意味で理解することができます。
「ジャンボ」とは
「ジャンボ」は「Jumbo」という英語になりますが、「超大型のも」という意味になります。
「ジャンボ」の例文
「ジャンボ」の例文は以下の通り。
・『子供の頃ジャンボジェット機のパイロットになるのが夢だったんだ』
・『ジャンボな景品があったよ。超ラッキーだわ』
「ラージ」と「ビッグ」と「ジャンボ」の違い
ここで「ラージ」と「ビッグ」と「ジャンボ」の違いを見て行きましょう。
まず「ラージ」と「ビッグ」の違いですが、Tシャツを例にすると、「ラージ」は商品サイズのS・M・Lの中で一番大きいサイズのことを指しています。
このことから、「ラージ」は「客観的に大きいサイズ」ということが理解できることでしょう。
しかし、「ビッグ」は「自分にとって大きいという主観的なサイズ」を指しています。
一言で言うと、「ラージ」は「客観的な大きさ」「ビッグ」が「主観的な大きさ」と言えるのです。
では、「ジャンボ」と「ビッグ」で比較すると、「ジャンボ」は単純に「大きい」というものではなく、「とても大きいこと」、すなわち「巨大」という意味であり、「ビッグ」はただ「大きい」ということ。
「ジャンボ」は比較的に物体のサイズ表現が多く、「ビッグ」は物体サイズのみならず、その他の物にも使われるのです。
まとめ
「ラージ」と「ビッグ」と「ジャンボ」の違いを説明してきました。
「大きい」という意味を持つ言葉ですが、各々の使うシチュエーションが違うので、その使い方を理解できると言葉の幅が広がるはずです。