この記事では、「バター」と「チーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バター」とは?
「バター」は、食用の油脂類に分類されています。
成分の80%以上が乳脂肪となっていて、牛から作られているものですが、乳製品ではなく油脂とされています。
生乳から作るクリームを攪拌させると、脂肪の粒ができます。
この粒を集めて固めて練り上げて作られているのがバターです。
バターは、製法と添加物によっていくつか種類があります。
製法は、非発酵バターという発酵させていないモノと発酵バターという発酵させたものがあります。
有塩バターは、食塩を添加していますが、無塩バターは、食塩を添加していません。
一般的に家庭で使われるのは有塩バターです。
お菓子を作る際は、無塩バターを用意することも多いです。
「チーズ」とは?
「チーズ」は、乳製品に分類されています。
牛や山羊などの乳を使用して作られているもので、乳酸菌などを加えて乳成分を凝固させ、ホエイと呼ばれるものを取り除いてから発酵させています。
チーズの種類によっては、発酵後熟成させているものもあります。
チーズには、ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、カマンベールチーズ、ブルーチーズなど 様々な種類があります。
チーズの脂肪分を取り除いている低脂肪チーズなども販売されています。
とろけるチーズやシュレッドチーズ、粉チーズといったものもチーズ製品です。
「バター」と「チーズ」の違い
「バター」と「チーズ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも牛が原料となっている点は共通していますが、バターは油脂類でチーズは乳製品です。
製法も異なりますし、種類も異なります。
また、それぞれ異なる調理法で使われている食材です。
まとめ
「バター」と「チーズ」の違いをお伝えしました。
バターは、油脂類でチーズは乳製品です。
脂肪分の割合も異なり、味も違います。
違いを理解してお料理で使うようにしましょう。