「白だし」と「めんつゆ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「白だし」と「めんつゆ」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「白だし」「めんつゆ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「白だし」とは?

加熱したお湯にかつお節をたっぷり入れてとった出汁を「白だし」【しろだし】といいます。

水の色が少し黄色く色づくまでかつお節を入れてとっただしに薄口の醤油を入れて、甘みを付けるため砂糖を入れて味付けするのです。

ときに魚よりもまろやかな昆布で出汁をとったり、椎茸のくせが少ないだしの「白だし」にもみりんや砂糖で甘く味付けしています。

また、美しい琥珀色で食欲が促進され、食材の色を引き出す調理ができる味がしっかりした液体調味料を指すのです。


「めんつゆ」とは?

かつお節をたっぷり入れてとった出汁に、濃い目の醤油や調味料入れて味を調えたものが「めんつゆ」です。

かつお節に砂糖、日本酒を入れただしでもあり、香りと味がしっかりしているため蕎麦やうどん、そうめんといった麺にとても合うつゆです。

麺を入れて薄まっても美味しく食べられる3倍濃縮や、薄めずにそのまま付けて食べるストレートなどが揃います。

また、大根を入れて天婦羅を付けて食べたり、天丼を作るにも使えるのが魅力です。


「白だし」と「めんつゆ」の違い

ここでは「白だし」「めんつゆ」の違いを、分かりやすく解説します。

2つとも液体の調味料を指しますが、「白だし」は昆布やかつお節でだしをとった液体で使いやすい出汁です。

黄金色のだしは人参の赤色を引き出し、そば本来の色を邪魔しません。

色が薄い醤油やみりんで味付けしている商品は食材を煮込んでも色が付きにくいのが利点です。

もう一方の「めんつゆ」は麺を入れたり、付け麺として食べるとき使われているつゆになります。

だしがしっかり出したい煮込み料理にも合いますし、調味料として使えるのが便利です。

まとめ

だし入りで使いやすい調味料とつゆとの違いがあります。

どういった料理によく使われているか学ぶと使い方も広がるでしょう。