この記事では、「マヒワ」と「カワラヒワ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マヒワ」とは?
体長はおよそ12cmの鳥を意味する言葉です。
羽根に黒い軸斑が入ったおしゃれな下尾筒を持ち、青空バックに黄色が映えます。
オスは、黒い帽子をかぶっているように見え、お腹の下の方が白く、個体によっては胸の方まで広がっており、背中に淡い縦班があります。
メスは、オスと比べて全体的に黄色味が薄く、お腹はほぼ白色で、薄く黄色がかる程度であり、背中にも淡い縦班があります。
「カワラヒワ」とは?
アトリ科に属する鳥を意味する言葉です。
スズメと同じ大きさですがやや小さく、全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼に混じる黄色が特徴として挙げられます。
中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本など、東アジアの国々に広く分布し、日本国内ではほぼ全域に留鳥として生息します。
「マヒワ」と「カワラヒワ」の違い
「マヒワ」と「カワラヒワ」の違いを、分かりやすく解説します。
「マヒワ」と「カワラヒワ」は、どちらも鳥類ですが、それぞれに違いがあります。
「マヒワ」は、体長がおよそ12cm程度の小さな鳥のことです。
羽根に黒い軸斑が入ったおしゃれな下尾筒を持ち、鮮やかな黄色のお腹をしています。
冬には数十羽から数百羽の大群で見られることもあります。
その一方で、「カワラヒワ」は、体長はマヒワより大きく、およそ15cm程度の鳥のことです。
全体的に暗い色をしており、亜種オオカワラヒワは肉付きが良く立派な印象を感じられます。
河原や農耕地、公園から山地林まで、さまざまな環境で見られます。
オスは目先からくちばしの根元まで黒色部分が広がっており、お腹は黄色よりも黄緑色に近く、背中にははっきりとした線のような模様があります。
まとめ
「マヒワ」と「カワラヒワ」は、どちらも日本で見られる小鳥を意味する言葉ですが、それぞれの種にはいくつかの違いがあります。
サイズや色合い、鳴き声など、さまざまな違いがあるので、注意深く見てみましょう。