この記事では、「母」と「お母さん」の違いを分かりやすく説明していきます。
「母」とは?
この言葉には2つの意味があります。
ひとつは、親のうちの女性の方です。
自分のことを生んでくれた人、自分のパートナーの女性の方の親、父の妻で実際には血のつながっていない人のことを指します。
これらの人はすべて自分とかかわりのある人です。
自分の友人を生んだ親の女性側のことを、自分からみてこのようにはいいません。
それは自分にとっての親ではないからです。
しかし、友人にとっては親なので友人からすれば「母」となります。
もうひとつの意味は、物事を生み出すもととなるものです。
この意味では「母なる大地」といった使い方をします。
大地は植物を生み出してくれます。
そして、その食物を摂取して動物が生きています。
大地は命を生み出し、支えているといえるでしょう。
「お母さん」とは?
この言葉にはいくつかの意味があります。
まず、子どもが自分の親の女性側を呼ぶ語です。
近年では「ママ」と呼ぶ子どもも増えています。
子どものいる家庭では、子どもの女性側の親のことを家族がこの言葉で呼ぶこともあります。
パートナーや義父、義母にとっては自分の親ではありませんが、子どもの視点にたってこのような呼び方をします。
親が自分のことを指して「お母さん」ともいいます。
これも子どもの視点にたった言い方です。
また、第三者が親しみを込めて年配の女性をいうこともあります。
「母」と「お母さん」の違い
「母」と「お母さん」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉にも、親のうちの女性の方という意味があります。
前者は自分の親の女性側のことだけを指しますが、後者はさまざまな視点からの呼び方です。
子どもが親を呼ぶ語、子どもの立場からその親をいう語、第三者が年配の女性をいう語です。
そのため、後者の方が使われる場面が多くあります。
まとめ
どちらも親の女性の側という意味を持っていますが、使う人や場面が異なります。