物事や人のあり方た見え方を表す言葉には「様子」や「状態」があります。
この記事では、「様子」と「状態」の違いを分かりやすく説明していきます。
「様子」とは?
「様子」とは物事や人の見え方やそこから察せられるあり方を表す言葉です。
「様子」はこれ以外にも特別な事情や訳、身なり、態度、兆候など色々な意味があります。
「様子」は特に自分からこう見えるという意見や主観的な判断を用いるのが特徴です。
「様子見」とは物事の成り行きを見守ることを表す言葉であり、こちらは株式や市場の成り行きに対して使うことも可能です。
「状態」とは?
「状態」とは物事のあり方を表す言葉であり、ある時点での有様を表すのが特徴です。
「状態」は外面から判断することが可能なものであり、特に客観的な判断や情報を用いるのが特徴です。
「状態」は英語で“situation”や“condition”であり、コンディションは主に身体の調子という意味で使われます。
「状態異常」とは主にゲームで使われる言葉であり、キャラクターに悪い状態が掛かっていることを表します。
「様子」と「状態」の違い
「様子」は物事や人の見え方やあり方を表す言葉であり、「状態」はある時点でのあり方や有様を表す言葉です。
「様子」は主観的な見え方に基づいて判断することが多く、「状態」は客観的な情報や見え方によって判断するのが特徴です。
「様子」の例文
・『彼の様子を見てきましたがかなり落ち込んでいるのでしばらくそっとしておきましょう』
・『ここは様子見と思ったがいいカードが来たので勝負しに行きます』
「状態」の例文
・『グラウンドの状態を見ると今日の体育は室内授業になりそうです』
・『レース場の状態はとてもよく、馬にとって走りやすい日になりました』
まとめ
「様子」や「状態」は物事や人の見え方やあり方を表す言葉です。
主観的に見て判断するのが「様子」であり、客観的な情報から判断するのが「状態」となります。