「山桜」と「桜」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「山桜」と「桜」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「山桜」「桜」の違いを分かりやすく説明していきます。

「山桜」とは?

山桜とは、山地に自生する野生の桜のことをいいます。

桜の原種は10種類ほどあるといわれており、そこから交配によって誕生した約100種類ほどが野生化して自生しています。

そういった野生種を山桜と呼んでいます。

また、桜にはヤマザクラという品種もあり、その品種のことを指す場合もあります。

ヤマザクラは山地に自生している桜の代表的な品種で、江戸時代までは桜というとヤマザクラのことを指していました。

奈良にある吉野山は山桜の名所として知られています。


「桜」とは?

桜とはバラ科の落葉樹で、美しく可憐な花を咲かせることで知られています。

桜の花を観賞するお花見の文化は全国的に定着しており、桜の名所では春になると大勢の花見客でにぎわいます。

桜にはヤマザクラやオオヤマザクラ、エドヒガン、マメザクラなどの自生種とそこから交配によって生まれた栽培種があります。

代表的な桜の栽培種はソメイヨシノで、エドヒガンとオオシマザクラの交配によって誕生しました。

とても華やかで美しい花を咲かせます。


「山桜」と「桜」の違い

桜には色々な品種がありますが、山などに自生している桜のことを山桜と呼んでいます。

そのため山桜も桜の一種になります。

桜には山桜以外にも観賞用に開発された栽培種があり、ソメイヨシノが有名です。

また、山桜はヤマザクラという桜の1つの品種を指すこともあります。

ソメイヨシノはヤマザクラよりも花びらが多く、とても華やかで豪華な印象です。

それから山桜は山で見かけますが、桜は山だけではなく公園に植えられていたり街路樹などに用いられたりしています。

まとめ

桜には山などに自生している自生種と交配によって開発された栽培種があります。

山に自生している桜のことを山桜と呼んでいます。

また、ヤマザクラというと自生種の1つの品種を指すこともあります。