「同意」と「同感」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「同意」と「同感」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「同意」「同感」の違いを分かりやすく説明していきます。

「同意」とは?

「同意」は、「どうい」と読みます。

漢字を見れば分かるように、おなじや一緒にという意味を持っている「同」の漢字に、考えとか心の中の思い、気持ち等の意味がある「意」の漢字付け足す事で成立した言葉です。

「同意」は、他者の意見等に賛成する事を表すのです。


「同感」とは?

「同感」は、「どうかん」と読むのが正しい読み方となっています。

漢字を見れば分かるように、等しいや共に等の意味を所有している「同」の漢字に、かんじるとか心に響くという意味の「感」の漢字を組み合わせた言葉です。

以上の事から「同感」は、意見とか考えに賛成である事を示します。


「同意」と「同感」の違い

「同意」「同感」の違いを、分かりやすく解説します。

最初の漢字は同じであり、どちらも相手の意見や考えに賛成する、という意味を持っています。

ニュアンスや使われ方に違いがあり、「同意」は、同じ意見とか考えである事を相手に伝える事を表現します。

一方の「同感」は、相手と同じ意見であるとただ感じているケースでも、使用されます。

「同意」の例文

・『彼の提案に同意する事は出来ません』
・『私はあなたの考えに同意します』

「同感」の例文

・『彼女の意見には同感できる部分も多いです』
・『君の提案には同感です』

まとめ

二つの言葉には「同」という共通する漢字を持っているだけでなく、どちらも意見とか提案に賛成する、という意味があります。

似た様な意味でもニュアンスや使用法に相違点があるので、そこを踏まえれば問題なく使い分けが出来ます。

「同意」は、賛成している事を相手に伝える、というニュアンスが含まれているのです。

対する「同感」は、賛成だと感じる、という意味でも利用されています。