「南天」と「柊」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「南天」と「柊」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「南天」「柊」の違いを分かりやすく説明していきます。

「南天」とは?

「南天(ナンテン)」は中国原産で、メギ科ナンテン属に属している常緑低木です。

樹高は1m〜3m程度あります。

「南天」の開花時期は6月頃で、白色の小花が多数咲きます。

その後、実が熟すのは11月〜12月頃です。

「南天」の花は夏の季語、実は冬の季語になっています。

そして、「南天」の別名には、「南天竹(ナンテンチク)」などがあります。

さらに、「南天」の英語表記は「heavenly bamboo」になります。

また、「南天」の花言葉には、「私の愛は増すばかり」「機知に富む」「福をなす」「良い家庭」などがあります。


「柊」とは?

「柊(ヒイラギ)」とは、モクセイ科モクセイ属に分類されている常緑小高木の一種を表しています。

「ヒイラギ」には「柊」「疼木」「柊木」の漢字表記があります。

「柊」の樹高は7m〜10mくらいで、冬に芳香のある白色の小花が咲きます。

そして、「柊」には、「オニオドシ」「ミヤマモクセイ」「タイワンヒイラギ」「ヒラギ」などの別名があります。

さらに、「柊」は英語で「Chinese-holly」「false holly」「holly osmanthus」などと表記されています。

また、「柊」の花言葉には、「機知」「剛直」「用心」「先見の明」「歓迎」などがあります。


「南天」と「柊」の違い

「南天」「柊」の違いを、分かりやすく解説します。

「南天」はメギ科ナンテン属の常緑低木です。

一方、「柊」はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、「南天」よりも樹高があります。

「南天」「柊」には、このような違いが見られます。

まとめ

今回は「南天」「柊」の意味や違いなどについてご紹介してきました。

「南天」「柊」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。