「ラグーソース」と「ボロネーゼ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ラグーソース」と「ボロネーゼ」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「ラグーソース」「ボロネーゼ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ラグーソース」とは?

煮込んだソースを絡めたパスタの総称を意味する言葉です。

ボロネーゼもラグーの一種と言えます。

「ラグーソース」は広義で、さまざまな種類の肉、野菜、液体を含む料理を指すと考えられます。


「ボロネーゼ」とは?

正式名称は、「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ragu alla bolognese)」であり、イタリアの都市ボローニャ発祥のパスタ料理を意味する言葉です。

フランス料理の「ラグー」を参考に作られたものだと言えます。

ひき肉とトマト、玉ねぎ、赤ワインなどを煮込んだ濃厚なソースです。

「ボロネーゼ」は、肉の存在感があり、香味野菜やワインで仕上げた深い味わいがあります。

基本的に、幅広のロングパスタのタリアテッレに合わせて食べられます。


「ラグーソース」と「ボロネーゼ」の違い

「ラグーソース」「ボロネーゼ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ラグーソース」は、フランス語やイタリア語で「煮込む」という意味を持つ料理のことです。

肉や野菜を煮込んで作り、その見た目や調理法はさまざまだと言えます。

ラグーは元々フランス語の一つで、肉や魚などの食材を煮込んで作る料理を指します。

スタに使うラグーソースの代表的なレシピは、牛肉ラグーソースです。

牛もも塊肉を煮込み、玉ねぎ、セロリ、にんにくと一緒に調理します。

トマト水煮や赤ワインを加えて絡め、タリアテッレと一緒に盛り付ける料理です。

その一方で、「ボロネーゼ」は、イタリアのボローニャに由来する料理で、正式名称は「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ」のことです。

粗く挽いた牛肉や野菜を、赤ワインで煮込んだフランス料理「ラグー」を参考にして作られたことで知られます。

トマトペーストや肉のブイヨン、赤ワイン、牛乳もしくは生クリームを加えてじっくり煮込みます。

濃厚でコク深い味わいがあり、タリアテッレに和えて食べる料理です。

まとめ

「ラグーソース」「ボロネーゼ」は、どちらもイタリア発祥の料理を意味する言葉ですが、それぞれ重なる部分もあれば、異なる特徴もあります。

「ボロネーゼ」は、特定の「ラグーソース」の一部であり、濃厚で風味豊かなソースで、「ラグーソース」は、より広義な意味をもつと言えるでしょう。