この記事では、「マーラ」と「ワラビー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マーラ」とは?
マーラとはテンジクネズミ科マーラ属に属するげっ歯類で、アルゼンチンやチリに生息しています。
見た目はウサギに似ていますが、ネズミの仲間になります。
マーラは草原や藪地などに生息しており、オスとメスが一緒に暮らしています。
一度ペアになると、一生そのペアのままでペアを解消することはありません。
体長は60㎝から90㎝ほどで、体重は8kgから9kgほどになります。
近年は農地開発などによって生息地が少なくなっていることもあり、その数は減少傾向にあります。
「ワラビー」とは?
ワラビーとはカンガルー科に属する生き物のうち、カンガルーやワラルーよりも小さいものをいいます。
カンガルーとは明確に区別されているわけではありません。
ワラビーはカンガルーよりも後ろ足が小さく、尾も短いです。
育児嚢で子どもを育てるのはカンガルーと同じで、後ろ足でジャンプしながら移動します。
また、ワラビーはオーストラリアの森林地帯や草地など幅広く分布しており、ニュージーランドにも移入されました。
ただし、ニュージーランドでは害獣として扱われています。
ワラビーには、スナイロワラビーやアカクビワラビー、イワワラビーなどの種類があります。
「マーラ」と「ワラビー」の違い
マーラとワラビーは見た目が似ていますが、全く違う種類の動物です。
マーラはテンジクネズミ科に属する動物で、ネズミの仲間になります。
それに対してワラビーは、カンガルー科に属する動物です。
また、マーラは巣穴で子育てをしますが、ワラビーは育児嚢で子育てをします。
まとめ
マーラはテンジクネズミ科に属する動物で、ワラビーはカンガルー科に属する動物です。
見た目は似ていますが、全く違う種類の動物になります。
マーラは巣穴で子どもを育てますが、ワラビーはカンガルーと同様に育児嚢で子どもを育てます。