「ベルモット」と「マティーニ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ベルモット」と「マティーニ」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「ベルモット」「マティーニ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ベルモット」とは?

白ワインを主体として、ハーブやスパイスにより香味づけされたフレーバードワインを意味する言葉です。

香味づけに使用されるハーブやスパイスには、ニガヨモギをはじめ、コリアンダーやナツメグ、シナモンなど数種類〜数十種類が使用されることで知られます。

また、「ベルモット」は、アルコール度数は14〜20%で、日本の酒税法上では「甘味果実酒」に分類されます。

基本的な産地はイタリアとフランスだと考えられます。


「マティーニ」とは?

ジンをベースに、白ワインを主体としたベルモットと香草、スパイスを配合して作られるカクテルを意味する言葉です。

「カクテルの王様」とも評されるジンベースのカクテルだと言えます。

もともとは、アメリカで1920年から1933年までの禁酒法時代に人気を博したカクテルで、ジンの製造が容易だったため広まりました。

「マティーニ」はそのシンプルなレシピと高い完成度から、多くの人々から親しまれています。


「ベルモット」と「マティーニ」の違い

「ベルモット」「マティーニ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ベルモット」は、フレーバードワインの一種のことです。

白ワインを主体にハーブやスパイスで香味づけされるお酒として知られます。

ニガヨモギ、コリアンダー、ナツメグ、シナモンなどが使用され、アルコール度数はおよそ14〜20%です。

日本の酒税法上では「甘味果実酒」に分類されます。

基本的な産地はイタリアとフランスで、名前は植物のニガヨモギを表すドイツ語「Wermut(ヴェルムト)」に由来していると言われています。

その一方で、「マティーニ」は、ジンをベースに白ワインを主体としたベルモットを混ぜて作られるカクテルのことです。

マティーニの基本レシピは、ドライ・ジンとドライ・ベルモットを3:1の比率で混ぜることが一般的だとされます。

「カクテルの王様」とも呼ばれ、オリーブを添えて提供されることが多いと考えられます。

まとめ

「ベルモット」「マティーニ」は、それぞれカクテルを意味する言葉ですが、それぞれに異なる特徴があります。

自分の好みやその時の気分に合わせて、より適したものを選んでみましょう。