この記事では、「通路」と「通り道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「通路」とは?
通るための道のことを意味する言葉です。
人や車などが行き来するときに使う道筋という意味があります。
また、互いに連絡を取り合うことや行き来することという意味合いでも用いられると言えるでしょう。
「通り道」とは?
行き来のために通るエリアのことを意味する言葉です。
人々が通りすがりに使う道という意味があります。
通路と同じ意味で使われることもありますが、地名を表すときにも使われると言えるでしょう。
「通路」と「通り道」の違い
「通路」と「通り道」の違いを、分かりやすく解説します。
「通路」と「通り道」は、どちらも「通るための道」という意味で使われる言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
「通路」は、建物や乗り物の中にある、人や物が通ることが可能な狭い空間を意味する言葉です。
人や物が通ることが可能な場所全体を指すこともあります。
その一方で、「通り道」は、目的地に行くために通る道を意味する言葉です。
通りがかった道や、偶然出会った道という意味でも使用することもあります。
「通路」の例文
・『座席の間にある通路をお進みください』
・『火事や地震などの災害が起きた際には、すぐに逃げるための通路を確保しなければならない』
「通り道」の例文
・『ここは猪の通り道だと思うよ』
・『いつも行く美容院への通り道に、新しいパン屋さんができていた』
まとめ
「通路」と「通り道」は似た意味の言葉ですが、使い方には違いがあります。
「通路」とは、通行するための道や空間のことです。
建物や乗り物の中にある場合が多く、人や物が通れるように開けられています。
その一方で、「通り道」とは、目的地に行くために通る道のことです。
通りすがりに何かを見たり、寄り道をしたりすることがあります。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
