この記事では、「生理的に無理」と「本当にイヤだ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「生理的に無理」とは?
特に理由もなく本能的に相手を受け入れられない状態のことを意味する言葉です。
例えば、見た目や声、匂いなどが自分の好みと合わない場合や、自分のコンプレックスや羨望の対象となる部分を相手に見出した場合など、感情的に嫌悪感を抱いてしまうことです。
「生理的に無理」は、異性に対して使うことが多いですが、同性に対しても使うことがあります。
「生理的に無理」という言葉を使用することによって、相手を全否定しているという強いニュアンスがあります。
「本当にイヤだ」とは?
理由があって相手を嫌っている状態のことを意味する言葉です。
例えば、相手の言動や態度が自分の価値観や常識と合わない場合や、相手に不快な思いをさせられた場合など、理性的に嫌いになっていることを意味します。
「本当にイヤだ」は、異性や同性に関係なく使うことが可能です。
「本当にイヤだ」という言葉を使用することによって、相手に対して不満や怒りを表現しているというニュアンスがあります。
「生理的に無理」と「本当にイヤだ」の違い
「生理的に無理」と「本当にイヤだ」の違いを、分かりやすく解説します。
「生理的に無理」の例文
・『私は彼の食べ方が、生理的に無理だ』
・『生理的に無理だと言われると、もうどうしようもない』
「本当にイヤだ」の例文
・『本当にイヤだけど、明日から出社しないといけない』
・『本当にイヤだけど、仕事なので仕方ない』
まとめ
「生理的に無理」とは、特に理由もなく相手を受け付けられない状態を表す言葉です。
本能的に嫌悪感を抱いていることが多く、異性に対して使われることが多いと考えられます。
その一方で、「本当にイヤだ」とは、理由があって相手を嫌っている状態を表す言葉です。
相手の言動や態度などに不快感を感じていることが多く、同性に対して使われることもあります。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。
