「漆黒」と「真っ黒」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「漆黒」と「真っ黒」の違いとは?違い

濃い黒色を表す言葉には「漆黒」「真っ黒」があります。

この記事では、「漆黒」「真っ黒」の違いを分かりやすく説明していきます。

「漆黒」とは?

「漆黒」「しっこく」と読む言葉であり、艶のある黒色を表します。

この言葉に使われている「漆」「うるし」と読み、黒い塗料として様々な商品や美術品に使われています。

「漆黒」は艶のある黒色を表す言葉であり、比喩表現としても使うことが可能です。

「漆黒」の類義語には「黒漆(こくしつ)」があり、両方とも同じ意味で使われています。


「真っ黒」とは?

「真っ黒」とは純粋な黒色を表す言葉であり、この色は様々な場所で使われています。

「真っ黒」は色以外にも人の肌が日焼けなどで黒くなる様を表す時にも使うことが可能です。

さらに「真っ黒」は汚れてしまったものや黒ずんていること、容疑や悪事が深いことを表す時にも使います。

「真っ黒」の反対語は「真っ白」であり、こちらは純粋な白色を表す言葉です。

「真っ白」はこれ以外にも純粋な心や性格、容疑や嫌疑が全くないことを表す時にも使います。


「漆黒」と「真っ黒」の違い

この2つはどちらも濃い黒色を表す言葉です。

「漆黒」は漆のような光沢があることから商品や美術品など色々な場面で使われています。

「真っ黒」は純粋な黒色を表す言葉であり、光沢がないものや光を包みこむブラックホールの色として使われています。

「漆黒」の例文

・『漆黒の鎧を着た騎士がやってきて魔物を次々と倒していきました』
・『漆黒の容器には隠し底があり、中には賄賂の小判が沢山入っていました』

「真っ黒」の例文

・『その妖怪が真の姿を表すと辺り一面が真っ黒になった』
・『真っ黒で丸い姿をした妖精は色々な物語に登場します』

まとめ

「漆黒」は漆のような光沢を持つ黒色を表す言葉であり、品格のある色として使われています。

「真っ黒」は純粋な黒色を表す言葉であり、基本的に光沢がないのが特徴です。

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