この記事では、「出来上がる」と「仕上がる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「出来上がる」とは?
注文した物が完璧に出来たことを「出来上がる」【できあがる】といいます。
「オーダーした靴が出来上がる」といえば、サイズ、形が自分好みに作り終えて履ける状態で仕上がったと分かるのです。
すっかり全てが出来た状態であり、あとはお金を払って家に持ち帰るという段階を指します。
反対に、「いつ服が出来上がるか」と店側に質問する場面でも使える言葉です。
「仕上がる」とは?
物事が立派に完成したと伝えるときに使うのが「仕上がる」【しあがる】です。
例えば、注文が入って作った服が無事出来たので、客に渡せる段階となります。
いかに細かい部分にまで拘り、注文通りの品が出来たか伝えられる言葉です。
このようなところから、「本物そっくりに仕上がる」といって、いかに形や色、艶に至るまで似た物に完成したか伝えます。
「出来上がる」と「仕上がる」の違い
「出来上がる」と「仕上がる」の違いを、分かりやすく解説します。
注文していた物が完璧な状態で仕上がったと伝えるときに使うのが「出来上がる」です。
すでに商品が箱の中に入れられていて、あとは客に受け渡しする状態になっています。
もう一方の「仕上がる」は物が完成したと伝えるときに使われている言葉です。
客からの要望通りに今完成したと伝えられる言葉でもあり、素晴らしい出来に完成したと言えます。
「出来上がる」の例文
・『頼んだ指輪がいつまでに出来上がるか店に問い合わせた』
・『1年前から頼んでおいた着物がやっと出来上がる』
「仕上がる」の例文
・『おもちゃの試供品が今週中に仕上がると分かった』
・『思っていた以上に素晴らしい茶碗に仕上がる』
まとめ
注文した物が完璧に「仕上がった」と伝えられる言葉ではありますが、どのようなときに使えば意味がよく伝わるかに着目してみるといいでしょう。