この記事では、「付近」と「周り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「付近」とは?
ある物や場所の近くの一箇所を指す言葉を意味します。
例えば、「駅の付近にはコンビニがあります」という場合は、駅のすぐ近くにある特定のコンビニを指しています。
また、「付近一帯」という言葉は、ある場所の周囲の広い範囲を指す言葉です。
「周り」とは?
ある物や場所のまわりの場所を指す言葉を意味します。
例えば、「家の周りには花が咲いています」という場合は、家を中心としてその周囲に花が咲いていることを表しています。
また、「周りの人」という言葉は、自分の近くにいる人や自分と関係のある人を指す言葉です。
「付近」と「周り」の違い
「付近」と「周り」の違いを、分かりやすく解説します。
「付近」と「周り」という言葉は、どちらも「近くの場所」という意味を持ちますが、使い方やニュアンスには違いがあります。
「付近」とは、ある場所の近くの一箇所を指す言葉です。
その一方で、「周り」とは、ある場所のまわりを指す言葉です。
つまりは、「付近」は狭い範囲を示し、「周り」は広い範囲を示すという点で違いがあります。
また、「付近」は特定の場所を、「周り」は中心の存在を意識するという違いもあります。
「付近」の例文
・『この駅の付近には、沢山の飲食店があるので、晩ごはんには困らない』
・『先程起こった事故の影響により、付近の道路は大渋滞しています』
「周り」の例文
・『彼女の周りの人は、優しい人しかいない』
・『彼は読書家で、部屋の壁の周りには、本棚がぎっしりと並んでいます』
まとめ
「付近」と「周り」は似た意味を持つ言葉ですが、使い方が異なります。
「付近」とは、ある物の近くの一箇所を意味しています。
その一方で、「周り」とは、そのものの外側の縁の部分を意味しています。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。