「資源」と「原料」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「資源」と「原料」の違いとは?違い

この記事では、「資源」「原料」の違いを分かりやすく説明していきます。

「資源」とは?

資源は、電気や燃料となったり、ものを作るために使われる材料のことで、主に生産現場で使われる言葉です。

資源には、水・LPガス・石油・天然ガス・鉄・銅・ニッケルなどがあります。

資源の種類は様々で、電気になる資源や燃料になる資源、原材料になる資源に分けることができます。

電気をつくる資源は、水力発電の水や地熱発電の熱、火力発電の石油やLPガス、天然ガスなどがあります。

燃料になる資源は、ガソリンや水素、重油、軽油、灯油、都市ガス、アルコールなどがあります。

原材料になる資源は、石油や石炭、金属類などからつくられているものがあります。


「原料」とは?

原料はものをつくる際にもとになる材料のことです。

製造・加工して作る際にもとになっているのので、完成した際にもとの形や性質を残らないものに対して原料と呼んでいます。

もし、もとの形が残っている場合、それらは材料と呼びます。

ただし、どこまで原型がとどまっているのかということはやや曖昧なため、原料と材料が同じように呼ばれていることもあります。

そのようなことから、2つの用語を合わせて原材料と表記することも多いです。


「資源」と「原料」の違い

「資源」「原料」の違いを、分かりやすく解説します。

資源は、ものをつくるために使われる材料で、原料は、モノを作るもとになる材料になります。

どちらもものをつくる際に欠かせないものですが、別の意味となっています。

「資源」の例文

・『限りある天然資源を大切に使う』
・『日本の天然資源は乏しい』

「原料」の例文

・『原料と原産地の表示を確認して商品を購入する』
・『より安い原料を求めて買い出しに行った』

まとめ

「資源」「原料」に関して違いをお伝えしました。

資源は、天然に存在するものも多く、モノを作る際に使われるものです。

原料は、モノを作るために必要になる材料です。

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