この記事では、「種類」と「部類」の違いを分かりやすく説明していきます。
「種類」とは?
「種類」は「ある基準でみて性質や形質などが共通するものを分類し、それぞれのまとまりとしたもの」を意味する言葉です。
「品種」の使い方
「品種」は名詞として使われています。
「部類」とは?
「部類」は「種類によって分けたその1つ1つのグループ」、「仲間」を意味する言葉です。
「部類」の使い方
「部類」は名詞として使われています。
「種類」と「部類」の違い
「種類」は「ある基準でみて性質や形質などが共通するものを分類し、それぞれのまとまりとしたもの」という意味を表すのに対して、「部類」は主に「種類によって分けたその1つ1つのグループ」という意味を表します。
どちらも主に「まとまり」や「グループ」という意味合いを表しているので、二語は類義語の関係に当たると言えるでしょう。
「種類」の例文
・『この生物には世界各地に多くの種類が存在している』
・『このパーカーには色違いやデザインも含め10の種類が発売されている』
・『その映画はどういう種類の作品になるのですか?』
・『図鑑には色々な種類のカエルやその特徴が記されていた』
「部類」の例文
・『彼はいわゆる天才の部類の人間と言える』
・『この小説はおぞましい描写があるので一見ホラー小説にみえるが、部類でいうとサスペンス小説だ』
・『このスーツはカジュアルなデザインとなっているが、ちゃんとしたスーツの部類だ』
・『この商品は価格帯で見た場合、上等品の部類に入るだろう』
まとめ
「種類」は「ある基準でみて性質や形質などが共通するものを分類し、それぞれのまとまりとしたもの」という意味を表します。
一方、「部類」は主に「種類によって分けたその1つ1つのグループ」という意味を表します。
どちらも主に「まとまり」や「グループ」というニュアンスを表しているので、二語は類義語の関係に当たると言えるでしょう。