「中身」と「内容物」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「中身」と「内容物」の違いとは?違い

この記事では、「中身」「内容物」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「中身」とは?

箱の中に入っているものを指すのが「中身」【なかみ】です。

「箱の中身は卵だった」というように、何が入っているか具体的に伝えるときに使います。

また、「炊飯器の中に芋を入れて炊いた」というように、何をどのようにして調理したか具体的に伝える際にも使う言葉です。

他にも「中身がない会話だ」といえば聞いている人が飽きてしまうほど薄っぺらな話と分かります。


「内容物」とは?

入れ物の中に何が入っているか具体的に掲示するとき使う言葉を「内容物」【ないようぶつ】といいます。

宅配便の送り状には、箱の中に入れられた物が何であるか記入する欄があるのが一般的です。

例えば食器と書いた場合、割れ物であると○で囲ってから出します。

これにより配達員の扱い方が変わるのです。

このように、容器や入れ物に入れて発送する宅配や店、工場といった所で使われています。


「中身」と「内容物」の違い

ここでは「中身」「内容物」の違いを、分かりやすく解説します。

鞄や箱といった入れ物の中に何が入っているか具体的に伝えるのが「中身」といいます。

「重箱の中身は焼き卵」といって、何が入っているか具体的に伝えるのです。

もう一方の「内容物」は店や宅配といった品物を発送する所で中に何が入っているか伝えるときに使います。

「中身」は蓋をした入れ物の中が見えない状態であるため、何が入っているか口頭で伝える際に使われていますが、「内容物」は文章で入っているものを伝えるときに使われています。

「中身」の例文

・『青森に住む姉から送られてきた箱の中身は真っ赤な林檎だった』
・『妹が忘れていった小さな鞄の中身は化粧道具が入っていた』

「内容物」の例文

・『福島に住む妹から送られてきた伝票には桃と書いてあった』
・『箱に入っている内容物が何か、裏の記載で確かめる』

まとめ

こちら側から見て、中に何が入っているか分からない状態であるときに使われている言葉を取り上げました。

商品を買ったときは箱の裏側を見ればどのように書いてあるか分かるでしょう。

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