「イコール」と「等しい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「イコール」と「等しい」の違いとは?違い

この記事では、「イコール」「等しい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「イコール」とは?

「イコール」とは、「等しい」または「同じ」などという意味合いの英単語「equal」を由来とする言葉です。

「異なる複数のものが等しいことを示す記号」としても用いられており、数学においては「左側と右側にある数値が同じである」などというニュアンス使用されています。

また、類語としては「トントン」ないし「五分五分」などという語句が知られています。


「等しい」とは?

「等しい」とは、「複数のもの同士において差が見られない」さまや「程度や数量などが同じくらいである」様子などを示す言葉です。

「性質や状態などに相違がない」または「異なっている点がまったくない」などという意味合いで使われており、「同様」ないし「平等」などという語句と似たようなニュアンスで使用されています。


「イコール」と「等しい」の違い

「イコール」「等しい」は、どちらの言葉も「複数のものが同じような状態である」などという意味合いで使われています。

英語から派生した「イコール」は、日本語訳でもそのまま「同じ」ないし「変わらない」などという意味合いで用いられており、更に「等しい」という語句がもっていない「演算実行記号(=)」としての役割をもっていますので、双方の語句は異なる使い方をする文言であるとも言えます。

「イコール」の例文

・『無料サービスとは、イコールお金を払わずに使うことができるということです』
・『けっして金銭イコール幸福という訳ではありません』

「等しい」の例文

・『応募者2人の能力が等しい場合はより経験に勝っている人を採用しましょう』
・『家族に等しい扱いを受けることができたのでとても快適です』

まとめ

「イコール」「等しい」は、どちらの言葉も「双方の程度が変わらない」などという意味合いで使われています。

使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら上手に使い分けるようにしましょう。

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