「緊張しい」と「緊張しやすい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「緊張しい」と「緊張しやすい」の違いとは?違い

この記事では、「緊張しい」「緊張しやすい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「緊張しい」とは?

関西方面では「緊張しやすい」を独特な表現方法で「緊張しい」【きんちょうしい】と言います。

意味は初めて行く場所で不安になったり、初対面の人と話せば余計に気を使って体が硬直してしまい、落ち着かない状態となって緊張してしまうのです。

また、元々不安定な気持ちでいる人はどうも落ち着きません。

そのような人に対して、大阪では「あんた、緊張しい」と突っ込みを入れて心を和らげる言葉です。


「緊張しやすい」とは?

人の前に晒されたり、注目を浴びていると強く感じるとき酷く動揺してしまうことを「緊張しやすい」【きんちょうしやすい】といいます。

人がこちらを見て笑っているのではないかと感じれば冷静ではいられなくなり、心が乱れてしまうのです。

また、初めて行く場所では何処に何があるか分からないので、強い不安感に包まれて誰にも頼れないと体が硬直してしまいます。


「緊張しい」と「緊張しやすい」の違い

ここでは「緊張しい」「緊張しやすい」の違いを、分かりやすく解説します。

一般的に使われているのが「緊張しやすい」で、関西方面では「緊張しい」と言います。

言葉の意味としては、心が動揺して落ち着かず、体が硬直しては酷く落ち着かなくなる状態を指す言葉です。

「緊張しやすい」は性格を指す言葉でもあり、落ちつかない状態に陥ることで不安定になって人前で話せなくなったり、まともに正しい行動ができなくなってしまいます。

「緊張しい」の例文

・『車を運転するときは力抜いて緊張しいな』
・『お前は本当にいつも緊張しいから落ち着けよ』

「緊張しやすい」の例文

・『完璧に作業したいと思うほど緊張しやすい』
・『緊張しやすい人は、物事を悪い方へと考えてしまう』

まとめ

不安定な心の落ち着きがない人を指す言葉ですが、どのような状態の人を指すか調べて学んでみるといいでしょう。

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