「壊れる」と「破損」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「壊れる」と「破損」の違いとは?違い

この記事では、「壊れる」「破損」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「壊れる」とは?

物が落ちて割れたり、破壊されることを「壊れる」【こわれる】といいます。

少しの衝撃を与えただけでヒビが入ったり、蓋や底が外れてしまうその状態を指すのです。

このようなところから、「心が壊れる」といった言い方して、好きな人に冷たくされて悲しい気持ちに包まれ、胸が痛くなるほど傷つく状態を表します。

また、「感情が壊れるほど切ない」といえば、離婚した後の複雑な気持ちになる自分の切なさを伝えるわけです。


「破損」とは?

物を落として角が欠けたり、割れることを「破損」【はそん】といいます。

手から滑らせて物を落として傷つける場合もありますし、人にぶつかって壊れる場合もあるわけです。

このようなところから、破壊して損失を被るといった意味でも使われ、修理に出さなければ元通りに戻らない状態を指します。

また、他人に大事な物を故意に壊されたときは「器物破損」と言い、法律で罰せられる対象になるのです。


「壊れる」と「破損」の違い

ここでは「壊れる」「破損」の違いを、分かりやすく解説します。

落として機能しなくなったり、ぶつけて部品が取れてしまうことを「壊れる」といいます。

このことから、人に冷たくされたり、振られたとき心が潰れるほど「壊れる」という表現する言葉です。

もう一方の「破損」は、物が粉々に壊れたり、割れるといった元の形よりもあきらかに変わってしまった状態を指します。

「破損」の方が「壊れる」よりも壊れ方が激しいさまを伝える言葉です。

「壊れる」の例文

・『新しく購入したばかりの電話機を床に落とし、本体が壊れる』
・『優しく扱わないとガラス製品は壊れるので注意が必要だ』

「破損」の例文

・『風で飛行機が地面に接触し、左の翼が破損した』
・『衝撃材でしっかり人形を包まなかったので破損した』

まとめ

元の形と違う状態になった現状を伝える言葉を2つご紹介しました。

どのような壊れ方するか、動画を見ると分かりやすいでしょう。

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