この記事では、「そしたら」と「それでは」の違いを分かりやすく説明していきます。
「そしたら」とは?
「そしたら」は「前の事柄を仮定して、その場合に後の事柄が起こることを示す語」、「前の事柄を契機として、偶然、後の事柄が起こることを示す」を意味する言葉です。
「そしたら」の使い方
「そしたら」は接続詞として使われています。
「それでは」とは?
「それでは」は接続詞と感動詞、連語としての用法があります。
接続詞では「それでは」は「前に示された事柄を受けて、それに対する意見や判断などを導く語」、感動詞では「物事をその時点で始めたり終えたりすることを示す」、「別れの挨拶に用いる語」、連語では「そういうことでは」や「そういう状態では」を意味する言葉です。
「それでは」の使い方
「それでは」は接続詞や感動詞、連語として使われています。
「そしたら」と「それでは」の違い
「そしたら」は「前の事柄を仮定して、その場合に後の事柄が起こることを示す語」、「前の事柄を契機として、偶然、後の事柄が起こることを示す」という意味を含めます。
一方、「それでは」には接続詞と感動詞と連語の用法があり、このうち接続詞が「そしたら」と同じような意味を表します。
したがって、接続詞に限って「それでは」と「そしたら」は類義語の関係に当たると言えるでしょう。
「そしたら」にはその他に別れの挨拶などでも用いることができます。
「そしたら」の例文
・『そしたら、明日の夕方ごろにここの店で合流しよう』
・『そしたら、運転手は僕がやることにしよう』
「それでは」の例文
・『それでは、これから説明会を始めます』
・『それでは、いずれまた会おう』
まとめ
「それでは」には接続詞と感動詞と連語の用法があります。
このうち、接続詞としての意味が「そしたら」と同じような意味を表します。
したがって、「そしたら」と接続詞の「それでは」は類義語の関係に当たるということでした。