「パンダ」と「クマ」の違いとは?分かりやすく解釈

「パンダ」と「クマ」の違いとは?違い

この記事では、「パンダ」「クマ」の違いについて紹介します。

パンダとは?

パンダとはクマ科ジャイアントパンダ属に属する動物で、中国の一部の地域に生息しています。

正式にはジャイアントパンダといい、中国語では大熊猫と書きます。

非常に貴重な動物で、ワシントン条約で国際取引は禁止されています。

日本でも人気が高く、東京の上野動物園や和歌山県のアドベンチャーワールドで飼育されていますが、中国から借り受けたものです。

パンダは目や耳、足、腕などが黒く、それ以外は白い色をしています。

また、主にタケやササなどを食べます。

パンダという名前がつく動物にはレッサーパンダもいますが、レッサーパンダはレッサーパンダ科に属しています。


クマとは?

クマとはクマ科に属する動物の総称で、ホッキョクグマやヒグマ、マレーグマ、ツキノワグマ等がいます。

クマは山岳地帯や森林に生息していることが多いですが、ホッキョクグマは北極圏など寒い地域にいるので氷原に生息します。

ヒグマはヨーロッパ大陸やアジア大陸など幅広く分布していて、日本にも生息しています。

クマの特徴としては冬に冬眠することで、冬眠中は体温が下がってエサや水を口にしなくても大丈夫です。


パンダとクマの違い

パンダはクマ科に属する動物なのでクマの一種ですが、クマと呼ぶことは少ないです。

クマにはパンダ以外にホッキョクグマやヒグマ、ツキノワグマなど色々な種類がいます。

パンダはササやタケなどを食べるほぼ草食性の動物ですが、ヒグマやツキノワグマなどは草食傾向が強い雑食性です。

また、ホッキョクグマは雑食ですが肉食の傾向が強いとされます。

それからパンダは中国の一部にしか生息しておらず非常に貴重ですが、ヒグマやツキノワグマなどは幅広く分布しています。

まとめ

パンダはクマの一種です。

クマにはヒグマやツキノワグマ、ホッキョクグマといった種類もあります。

生態は種類によって異なります。

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