この記事では、「テンポ走」と「ペース走」の違いを分かりやすく説明していきます。
「テンポ走」とは?
テンポ走とはマラソンなど陸上競技のトレーニングメニューに1つで、決まった時間を決まったペースで走るトレーニングです。
LTあたりのペースを維持し、20分から40分程度走り続けるメニューになります。
LTはLactate Threshold(乳酸性作業閾値)の略語で、乳酸が急激に上がり始める値です。
テンポ走を行うことで、乳酸が溜まりにくい体をつくることができます。
テンポ走はスウェーデン語で「speed play」と呼ばれるトレーニングメニューを指しており、テンポランと呼ぶこともあります。
「ペース走」とは?
ペース走も陸上競技のトレーニングメニューの1つで、決まった距離を一定のペースで走るトレーニングのことをいいます。
あらかじめペースを設定しておき、それを最後まで維持して走ります。
速いペースに設定することもできますし、余裕のあるペースに設定することもできます。
個人によって微調整ができるため、自分のレベルに関係なく取り入れられます。
「テンポ走」と「ペース走」の違い
テンポ走もペース走も陸上競技のトレーニングメニューです。
ペース走は一定の距離を一定のペースで走るトレーニングで、距離や速さの設定は自由に行うことができます。
テンポ走も一定の距離を一定のペースで走るトレーニングですが、ペースはLTあたりに設定し20分から40分程度走るトレーニングになります。
テンポ走は比較的きついと感じるペースを維持するトレーニングで、ペース走はそれよりも余裕のあるペースで走ることが多いです。
テンポ走がペース走の一種に分類されることもあります。
まとめ
テンポ走もペース走も陸上競技のトレーニングメニューです。
テンポ走はLTあたりのペースで20分から40分程度走るトレーニングで、ペース走は一定の距離を一定のペースで走るトレーニングになります。