この記事では、「コンプレックス」と「自信欠如」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コンプレックス」とは?
コンプレックスは、complexと英語で表記する事も可能な言葉です。
そもそも英語のcomplexをカタカナにして日本語化して生まれたのが、このコンプレックスの言葉となっています。
以上の事からコンプレックスは、複雑なや入り組んだという意味を持ちますが、日本では主に心理学の用語として、劣等感を示す言葉として用いられているのです。
「自信欠如」とは?
自信欠如は、じしんけつじょと読むのが正しい読み方となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、自分の能力とか価値を信じる事といった意味を持つ自信の漢字に、物事が欠けている事を意味する欠如の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ自信欠如は、自分の能力や価値がないと考えてしまう事を表します。
要するに、自分を信じられずに、自信がないという状態を表現する言葉です。
「コンプレックス」と「自信欠如」の違い
「コンプレックス」と「自信欠如」の違いを、分かりやすく解説します。
コンプレックスと自信欠如の文字表記を見比べてみると、そもそもカタカナと漢字表記であり、使用されている文字も読み方も全然違っている言葉同士です。
所がコンプレックスも自信欠如も、自分を信じられない状態を意味する言葉となっています。
とはいえコンプレックスは精神分析の用語で、抑圧された無意識により劣等感を抱く事を示すのです。
もう一方の自信欠如は、文字通り自分の能力や価値に自信を持てない状態を表します。
まとめ
2つの言葉は共通する文字はなく読み方も似てはいませんが、どちらも自らが信じられない状態を指し示す言葉です。
ただしコンプレックスは、心理学や精神医学の用語として、無意識が複雑に絡み合う事で生じる劣等感を意味する言葉として用いられています。
対する自信欠如は、自らの価値とか能力に自信を抱けない状態を表現する言葉として、使用されているのです。