「うっかり」と「無意識に」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「うっかり」と「無意識に」の違いとは?違い

この記事では、「うっかり」「無意識に」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「うっかり」とは?

注意して意識を向けていなかったばかりに、やり忘れてしまうことを「うっかり」といいます。

例えば、申込書に印鑑を押し忘れたり、自転車の籠の中に財布を置き忘れてしまうのです。

やらなければいけないと分かってはいたのに、つい他の事を考えたり、ぼうっとしていて注意を怠ったばかりに起こる失敗を指します。


「無意識に」とは?

まったく意識せずに行なう行為を「無意識に」【むいしきに】といいます。

本人は予定していなかったのに、いつの間にか手に物を持っていたというときに使われている言葉です。

また、「無意識に立つ」といつも行なっている行動は意識せずに行ないます。

他にも「無意識にお風呂に入る」というように、いつもの通りお湯の中に入る行動を伝えるとき使う言葉です。


「うっかり」と「無意識に」の違い

ここでは「うっかり」「無意識に」の違いを、分かりやすく解説します。

しっかり注意を向けていなかったばかりに、やらなければいけないことを忘れるのを「うっかり」といいます。

「うっかりしていた」と後からになって自分が忘れてしまったことにやっと気が付くのです。

もう一方の「無意識に」は、強く意識してやるのではなく、いつの間にか普段通りにやっている行為を示すとき使います。

普段何気なくやっている行動であれば、意識せずに行なうわけです。

「うっかり」の例文

・『買い物帰りに寄った喫茶店にうっかり財布を忘れた』
・『家族で夜逃げするとうっかり隣人に話してしまった』

「無意識に」の例文

・『無意識に買う予定がない商品を籠に入れていた』
・『無意識に冷蔵庫から醤油を出して机に置いた』

まとめ

使い方が似ている言葉ではありますが、本人のミスによって起こすのが「うっかり」で、意識せず行なう行為を「無意識」と使い分けておくといいでしょう。

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