病院から出ていくことを表す言葉には「退院」や「転院」があります。
この記事では、「退院」と「転院」の違いを分かりやすく説明していきます。
「退院」とは?
「退院」とは入院して治療していた患者が治って病院から出ることを表す言葉です。
「退院」は十分に身体や病気が治り自宅で生活することが可能になってから決まるものであり、色々な手続きをしてから「退院」となります。
「退院」時に贈られるお祝いは「退院祝い」と呼ばれており、最近はカタログギフトなども増えてきました。
「退院祝い」の類義語には「快気祝い」がありますが、こちらは入院していた人がお見舞いに来てくれた人に対して贈るお返しを表します。
「転院」とは?
「転院」とは患者が他の病院に移ることを表す言葉です。
「転院」は現在入院中の病院では治療が難しい場合や、費用の問題などで移るものであり、こちらも手続きが必要となります。
「転院」は患者側の希望から行われるものから、病院の都合によって行われるものも存在します。
「転院」は入院患者以外にも通院患者が行うことも可能です。
「退院」と「転院」の違い
「退院」は入院中の患者が治って病院から出て家に帰ることを表す言葉です。
「転院」は入院患者や通院患者が他の病院に移ることを表す言葉です。
「転院」に関してはセカンドオピニオンなどを参考にして決定する人も増えてきました。
「退院」の例文
・『検査で少し異常値が出たので、また退院が伸びました』
・『退院時処方に関しては少し時間がかかるみたいなので、先に会計を済ませてきました』
「転院」の例文
・『転院先の病院は割と古い建物なので、少し不安があります』
・『転院先の先生は非常に腕がいいことで知られています』
まとめ
「退院」は入院患者の治療が終わって病院から出て家に帰ることを表す言葉です。
「転院」は入院患者や通院患者が他の病院に移ることを表す言葉であり、最近はセカンドオピニオンを使って選択する人も増えてきました。