この記事では、「容態が思わしくない」と「容態が芳しくない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「容態が思わしくない」とは?
「容態が思わしくない」の「容態」とは、病気の具合を意味します。
そして、「思わしくない」とは、思っていたよりも良くない、好ましくないことを意味します。
つまり、病気の具合が思っていたよりも良くないこと、好ましくないことを意味する言葉になります。
例えば、父親が病気になったと聞き付け病院に駆け付けたところ、自分が思っていたよりも病状が悪いかった場合は、「父親の容態が思わしくない」となります。
「容態が芳しくない」とは?
「容態が芳しくない」の「容態」とは、病気の具合を意味します。
そして、「芳しくない」とは、あまり状態が良くないことを意味します。
つまり、病気の具合があまり良くないことを意味します。
例えば、「ここ数日、父の容態が芳しくない」などといった形で使用します。
「容態が思わしくない」と「容態が芳しくない」の違い
「容態が思わしくない」と「容態が芳しくない」の違いを、分かりやすく解説します。
「容態が思わしくない」と「容態が芳しくない」のどちらも、病気の具合が良くないことを意味する言葉です。
そのため、どちらを使用しても同じ意味となるものの、2つの言葉を比較した場合、病気の具合がより悪い状態にある際には、「芳しくない」の方が適しているといった違いになります。
「容態が思わしくない」の例文
・『母の容態が思わしくないと聞き、急いで実家に戻りました』
・『ペットの犬の容態が思わしくないため、今日は1日看病することにしました』
「容態が芳しくない」の例文
・『ここ数日、父の容態が芳しくない』
・『祖母の容態が芳しくない状況が続いているので心配です』
まとめ
以上のように、同じ意味を持つ言葉ですが、病気の具合に応じて使い分けることができる2つの言葉になります。