この記事では、「興味がある」と「興味深い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「興味がある」とは?
ある物事に強く心から惹きつけられることを「興味がある」【きょうみがある】といいます。
「彼は興味があるそぶりを見せた」というように、どのようなことが書かれているか知りたいと思う気持ちを表情や行動で表すのです。
また、「中国の楽器に興味がある」といえば、独特な音を奏でるところに惹きつけられる気持ちを伝えます。
「興味深い」とは?
あまりにも面白そうな事柄に心が強く惹かれることを「興味深い」【きょうみぶかい】といいます。
人が目の前で会話している様子から、盛り上がっていると感じれば自分も話が聞きたいと思うのです。
また、「この時短グッズは興味深い」というように、使ってみたいという気持ちが強く沸いたときの気持ちを表します。
このように、いかに自分が心惹かれたか伝える言葉です。
「興味がある」と「興味深い」の違い
ここでは「興味がある」と「興味深い」の違いを、分かりやすく解説します。
いかに自分が強く惹かれたか伝えるとき「興味がある」といいます。
小説の内容や音楽に強く惹き付けられたり、人の体験談に気が惹かれたとき自分の気持ちを伝えるのです。
もう一方の「興味深い」は強く心が惹かれる気持ちを表します。
例えば、店頭の1番目立つところに並ぶ本を読んで人と共有したいとか、企画を一緒に考えたいと思う気持ちを表すのです。
「興味がある」の例文
・『興味がある絵画を50万円で購入しようか迷う』
・『墓を買って納骨するより、海へ散骨する方法に興味がある』
「興味深い」の例文
・『今日の新聞にはとても興味深い事故の記事が大きく載っていた』
・『弟が海外の学生が持つ価値観について興味深い話を聞かせてくれた』
まとめ
自分がとても惹かれる気持ちを伝える言葉ですが、使い方に違いが見られます。
どのような状況で使うかに目を向けて、うまく場面によって使ってみるといいでしょう。