この記事では、「気が強い」と「きつい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「気が強い」とは?
力が強い相手でも怯まず、やり合う気力がある人を「気が強い」【きがつよい】といいます。
目上の人でも対等に話をしたり、議論できる強さもあるのです。
このような人は意思を曲げず話し合えて、交渉もできるところが相手に一目置かれる存在になります。
常に勝ち気で商談に挑んでは前向きに突き進み、こちら側が不利な立場になりそうな場合でも考え方を変えずやり合える人を指すわけです。
「きつい」とは?
性格が「きつい」人は、頭が悪いと思えば「馬鹿だ」とすぐ言葉にしてぶつけます。
このような人は、追い込まれても怯えて逃げ出すのではなく、言葉で相手を言いくるめて追い込み、反省させる頼もしいところが見られるのです。
他にも「言い方がきつい」といえば相手へ配慮して話すのではなく、自分が思ったことを直接言葉にして伝えます。
相手がどう思うかに関係なく、嫌いな人には「失せろ」と目の前から消えるように伝えるわけです。
「気が強い」と「きつい」の違い
「気が強い」と「きつい」の違いを、分かりやすく解説します。
辛くてもすぐ泣いたり、逃げ出すのではなく、自らが行動して現実を変える強さがある性格を「気が強い」といいます。
もう一方の「きつい」は、嫌いな人には冷たく当たり、出来ないと思えば「あんたは使えない」と思ったことを直接ぶつけるのです。
この2つの違いは、「気が強い」は性格を指す言葉ですが、「きつい」は言い方や金銭的に余裕がない状態を表すときも使われています。
「気が強い」の例文
・『1人で困難に立ち向かって行く、気が強い姉に憧れる』
・『気が強い息子は、年上の不良グループに囲まれても逃げ出さない』
「きつい」の例文
・『きつい性格の彼女は年下なのに、上から目線で注意してくる』
・『言い方がきつい上司に反感を持つ部下が指示を無視した』
まとめ
普通の人よりも性格がきつい人を指す言葉ですが、どのような人であるとき使うか調べてみるのもいい比較方法になるでしょう。