この記事では、「言動」と「態度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「言動」とは?
「言動」は「げんどう」と読みます。
意味は「人前で話すとや、すること」です。
その人の話す内容や、振る舞いを表します。
「言動」の言葉の使い方
「言動」は名詞として「言動に注意する」「言動が目に余る」などと使われます。
「言」は「話す」「述べる」という意味、「動」は「位置や状態が移りかわる」「ふるまう」という意味、「言動」で「話したり、ふるまいを見せること」になります。
「態度」とは?
「態度」は「たいど」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとに触れて感じたり考えたりしたことが、自然に言葉・表情・動作などに現れること」という意味です。
2つ目は「あるものごとに臨む時の心構え」という意味です。
3つ目は「心理学用語で、あることに向けて行動を準備する状態」という意味です。
「態度」の言葉の使い方
「態度」は名詞として「態度が良い・悪い」「立派な態度」などと使われます。
「態」は「身構え」「心構え」「ありさま」「様子」という意味、「度」は「ものごとの基準」「程合い」「器量」「人柄」という意味、「態度」で「その人の様子に現れる器量や人柄」になります。
「言動」と「態度」の違い
「言動」は「話したり、ふるまいを見せること」です。
「態度」は「その人の様子に現れる器量や人柄」です。
「言動」の例文
「言動」の例文は以下の通りです。
・『ちょっとした言動で人を傷つけることがある』
・『軽率な言動に注意する』
・『彼氏のがさつな言動に嫌気がさす』
「態度」の例文
「態度」の例文は以下の通りです。
・『ふてぶてしい態度で言い訳をする』
・『わざとらしい態度で相槌を打つ』
・『店員の態度が悪いとクレームが入る』
まとめ
今回は「言動」と「態度」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。