この記事では、「斜(しゃ)に構える」と「斜(はす)に構える」の違いを分かりやすく説明していきます。
「斜(しゃ)に構える」とは?
「斜(しゃ)に構える」の「斜」は音読みで「シャ」。
訓読みで「ななめ・はす」と読みます。
漢字が持つ意味は、ななめ、かたむき、はす、はすかい、です。
つまり、斜めから物事を見ることを意味します。
物事に対し正面からではなく斜めから皮肉った見方で見ること、皮肉な態度で臨むことが「斜(しゃ)に構える」となります。
言い換えると「横目でものを見る」や「冷笑的な見方をする」などになります。
「斜(はす)に構える」とは?
「斜(はす)に構える」の「斜」は音読みで「シャ」。
訓読みで「ななめ・はす」と読みます。
漢字が持つ意味は、ななめ、かたむき、はす、はすかい、です。
つまり、斜めから物事を見ることを意味します。
物事に対し正面からではなく斜めから皮肉った見方で見ること、皮肉な態度で臨むことが「斜(はす)に構える」となります。
言い換えると「横目でものを見る」や「冷笑的な見方をする」などになります。
「斜(しゃ)に構える」と「斜(はす)に構える」の違い
「斜(しゃ)に構える」と「斜(はす)に構える」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも同じく、物事に対し正面からではなく斜めから皮肉った見方で見ること、皮肉な態度で臨むことを意味する言葉です。
どちらの読み方も正しい読み方となるため、基本的にどちらの読み方で読んでも問題はありません。
「斜(しゃ)に構える」の例文
・『反抗期の娘の斜(しゃ)に構えるような態度を注意した』
・『いろいろあった私は、何でも斜(しゃ)に構えるようになってしまった』
「斜(はす)に構える」の例文
・『斜(はす)に構えるように見える彼女ですが、そんなに悪い人ではありません』
・『緊張から、斜(はす)に構えるような態度になってしまいました』
まとめ
以上のように、同じ漢字の読み方が異なるだけの2つの言葉になります。