この記事では、「マルチ安打」と「猛打賞」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マルチ安打」とは?
「マルチ安打」とは一人の打者が1回の試合で複数のヒットを打つことです。
複数安打やマルチヒットとも呼ばれます。
野球の試合では1試合で数回打順が回ってきますが、プロ同士の試合でも1回の試合で1度しかヒットを打てなかったり、1度も打てないということは珍しくありません。
なので1試合で複数回ヒットを打つことは打者としてしっかり貢献したと言って良く、そういった貢献を指す言葉が生まれました。
「猛打賞」とは?
「猛打賞」とは1回の試合で3回以上のヒットを打った打者に贈られる賞です。
1試合で打席が回ってくる回数はおよそ4回か5回ですが、その中で3回以上投げられた球を打って出塁すると、その試合での猛打賞が贈られます。
プロの打率は3割を超えればエース級なので、1試合中とはいえ打率が5割を超えるのはそうそうありません。
そのため日本のプロ野球では1試合で3回以上ヒットを打った選手にはスポンサーから賞が贈られます。
「マルチ安打」と「猛打賞」の違い
「マルチ安打」と「猛打賞」の違いを、分かりやすく解説します。
1人の打者が1回の試合で複数回ヒットを打つのが「マルチ安打」で、1回の試合で3回以上ヒットを打った打者に贈られる賞が「猛打賞」です。
3回以上の「マルチ安打」の賞が「猛打賞」とも言い換えられます。
「マルチ安打」はマルチヒットと言えば海外でも通じますが、「猛打賞」は日本でしか通じません。
また「マルチ安打」を達成しても特に報酬はありませんが、「猛打賞」の場合スポンサーから金一封などが贈られます。
まとめ
1回の試合で2回以上ヒットを打ったら「マルチ安打」、3回以上打ったら「猛打賞」となり、1試合におけるヒット数という条件は同じですがその回数が違います。
業績としては「マルチ安打」は海外でも通じますが別に報酬などはなく、「猛打賞」は日本だけのものですがスポンサーからの報酬があるというのも違いです。