「かわず」や「カエル」は蛙を表す言葉であり、様々な場面で使われています。
この記事では、「かわず」と「カエル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「かわず」とは?
「かわず」は蛙の古い言い方を表す言葉であり、主に詩や俳句などに使われていました。
奈良時代に使われていた「かわず」は「カジカガエル」を示すものとして使われていましたが、それ以降は一般的な蛙を示す意味となりました。
この言葉を使った俳句として最も有名なものには松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」があります。
「カエル」とは?
「カエル」は漢字の蛙をカタカナ語で表したものであり、小さな緑色の両生類を示す時に使います。
「カエル」は後肢が大きく成長しており、これを使って大きなジャンプするのが特徴です。
「カエル」の幼体はオタマジャクシと呼ばれおり、変態を経て子カエルに成長します。
「カエル」はその可愛らしい姿から色々な作品や歌に登場する生き物であり、日本では「かえるのうた」が有名です。
さらに「カエル」は漫画やアニメに登場する忍者の忍術として使われることも多く、この場合は姿形がとても大きくなるのが特徴です。
「かわず」と「カエル」の違い
この2つはどちらも蛙を表す言葉であり、「かわず」は古い表現であることから歌や詩で使われます。
一般的な会話では「カエル」の方を使います。
「かわず」の例文
・『かわずという表現は音がいいのでポエムの中に入れたくなります』
・『かわずという言葉を使うことで、リズムがよくなりました』
「カエル」の例文
・『アマガエルが軒先に来ていたので、しばらくずっと眺めていました』
・『忍者が使役するカエルはとても大きいサイズでしたが、どこか愛嬌があるのはいいデザインですね』
まとめ
「かわず」や「カエル」は蛙を表す言葉であり、梅雨や雨の降っている日に見ることが可能です。
蛙は大きくジャンプしたり吸盤で貼り付く能力を持っています。