「頑丈」と「丈夫」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「頑丈」と「丈夫」の違いとは?違い

この記事では、「頑丈」「丈夫」の違いを分かりやすく説明していきます。

「頑丈」とは?

「頑丈」は身体にも物の造りにも用いることができる言葉です。

身体が丈夫なことや物の造りがしっかりとしていて壊れにくいことを意味します。

例えば、「頑丈な体つき」「頑丈な建物」などといった形で使用します。

また、この「頑丈」という漢字は馬の優れて強健なさまも意味します。

「頑丈」を別の言葉で言い換えると、「堅い」「や「固い」「手ごわい」「強固」「タフ」などになります。


「丈夫」とは?

「丈夫」は身体にも物の造りにも用いることができる言葉です。

健康に恵まれていること、ものがしっかりとしていて壊れにくいことを「丈夫」と言います。

例えば、「丈夫な子ども」「丈夫なかばん」などといった形で使用します。

また、確かで確実なさまのことも「丈夫」と言います。

「丈夫」を別の言葉で言い換えると、「健康」「達者」「永続的」「良好」などになります。


「頑丈」と「丈夫」の違い

「頑丈」「丈夫」の違いを、分かりやすく解説します。

「頑丈」「丈夫」は、どちらも、身体にも物の造りにも用いることができる言葉です。

ただし、身体に対して使用する際に2つの言葉を比較した場合、「頑丈」は身体つきがしっかりとしていることを意味し、「丈夫」は健康状態が良いことを意味するといった違いがあります。

また、「頑丈」「丈夫」の強度を比較した場合には、「頑丈」の方がより強度が高いニュアンスで用いることができる言葉になります。

「頑丈」の例文

・『地震に強い頑丈な家を建てたいと思う』
・『頑丈な体つきの結果、事故に遭っても大したけがを負わずに済みました』

「丈夫」の例文

・『値段の割には丈夫なカバンで破れずに済みました』
・『丈夫な身体に産んでくれた母に感謝します』

まとめ

どちらの言葉も身体にも物の造りにも用いることができる言葉ですが、それぞれが持つ言葉のニュアンスに違いがあります。

違い
違い比較辞典