「ご懇意」と「ご弔意」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ご懇意」と「ご弔意」の違いとは?違い

この記事では、「ご懇意」「ご弔意」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ご懇意」とは?

「ご懇意」「ごこんい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は、「親しく付き合ってもらっていることを表す丁寧な表現」です。

2つ目は、「相手の親切な心に感謝することを表す丁寧な表現」という意味です。


「ご懇意」の言葉の使い方

「ご懇意」はビジネス用語として「ご懇意に願います」「ご懇意を賜り感謝いたします」などと使われます。

「ご」は尊敬語の接頭辞、「懇」「ねん(ごろ)」とも読み「まごころをつくす」「心をこめてする」「うちとける」という意味、「意」「心の中の思い」「気持ち」「考え」という意味、「ご懇意」「親しく付き合ってくれる気持ち」「真心をつくす気持ち」を表す敬語表現になります。

「ご」がついているために、自分に対しては使えません。

目上の人や社外の人の親切な気持ちや親しくしてくれる気持ちに対して使われる言葉です。


「ご弔意」とは?

「ご弔意」「ごちょうい」と読みます。

意味は、「故人の死を悼んだり、嘆き悲しむ気持ちを表す丁寧な表現」です。

亡くなった人を惜しみ悲しむ気持ちを言葉に表現したものです。

「ご弔意」の言葉の使い方

「ご弔意」はビジネス用語・慶弔用事として「ご丁重なるご弔意を賜りまして誠にありがとうございました」などと使われます。

「ご」は尊敬語の接頭辞、「弔」「とむら(う)」とも読み「人の死をいたんで悔やみを述べる」という意味、「意」「心の中の思い」「気持ち」「考え」という意味、「ご弔意」「人の死をいたんで悔やみを述べる気持ち」を表す敬語表現になります。

こちらも「ご」月していますので、自分に対しては使えません。

「ご懇意」と「ご弔意」の違い

「ご懇意」「親しく付き合ってくれる気持ち」「真心をつくす気持ち」を表す敬語表現です。

「ご弔意」「人の死をいたんで悔やみを述べる気持ち」を表す敬語表現です。

まとめ

今回は「ご懇意」「ご弔意」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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