「斜に構える」と「斜めに見る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「斜に構える」と「斜めに見る」の違いとは?違い

どんなことに対しても、自分の本当の感情を表に出さないで、人と違うことをあえてしてしまうような人がいます。

多くの場合は傷つかないための自己防衛のためにやっている場合が多いということです。

spnな人のことを「斜に構えている」と表現します。

それでは、この「斜に構える」とはどういう意味でしょうか。

また、「斜めに見る」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「斜に構える」「斜めに見る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「斜に構える」とは?

「斜に構える」とは、「しゃにかまえる」と読み、物事を真っ直ぐみないで、変な角度から見るようなことを指す言葉です。

多くの場合には、あえて常識や共通の考えから外れたものの考え方をするということを示しています。

この言葉は、剣道で竹刀を斜めに構えるということからきたもので、本来の意味は「十分に準備して備える」ということを意味するものでした。


「斜めに見る」とは?

「斜めに見る」とは、文字通り物事を真っ直ぐではなく「斜めに」見るということを表す言葉です。

一般的には、素直ではない行動や考え方のことを示しています。


「斜に構える」と「斜めに見る」の違い

「斜に構える」「斜めに見る」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、物事を真っ直ぐに見ていないという状況を表すという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「斜に構える」は、何かを判断するやり方が斜めであることを言い、「斜めに見る」に関しては、物の捉え方が斜めであることを言うという違いでしょう。

「斜に構える」の例文

・『斜に構えるような態度はやめてください』
・『斜に構えていても人生楽しくないでしょう』

「斜めに見る」の例文

・『物事を斜めに見ると違うものが見えてきます』
・『斜めに見るのはたまには面白いでしょう』

まとめ

この記事では、「斜に構える」「斜めに見る」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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