「威風堂々」と「正々堂々」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「威風堂々」と「正々堂々」の違いとは?違い

子供の頃に何かの行事でかかっているのを聞いてから、好きになって、なんの曲か知りたいと思い続けて高校時代に結局わかったという曲があります。

それはイギリスのエルガーの威風堂々という曲で、おそらく小学校の運動会で聴いた曲でした。

それでは、この「威風堂々」とはどういう意味でしょうか。

また、「正々堂々」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「威風堂々」「正々堂々」の違いを分かりやすく説明していきます。

「威風堂々」とは?

「威風堂々」とは、「いふうどうどう」と読み、一般的には威厳があって、堂々としているということを表す言葉です。

前述のエルガーの行進曲のタイトルとして有名ですが、このタイトルは言語の「pomp and circumstance」ですが、これは「素晴らしい儀式」という意味で、ここから「威風堂々」のタイトルをつけたものと思われますが、かなりのセンスの良さです。


「正々堂々」とは?

「正々堂々」とは、「せいせいどうどう」と読み、一般的には「正しく堂々としている」ということを表す言葉です。


「威風堂々」と「正々堂々」の違い

「威風堂々」「正々堂々」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、「堂々としている」ということを表しているという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「威風堂々」には「威厳」というニュアンスが加わっており、「正々堂々」には「正しい」というニュアンスが加わっているということになります。

したがって、同じように堂々とした態度をとっていてもその根幹にある原因が違うということです。

「威風堂々」の例文

・『イギリスのセレモニーでは軍隊が威風堂々と更新しています』
・『威風堂々とはエルガーの有名な曲のタイトルです』

「正々堂々」の例文

・『ここまできたのだから正々堂々と戦うべきです』
・『正々堂々とやってきたのだから、悔やむことはありません』

まとめ

この記事では、「威風堂々」「正々堂々」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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