この記事では、「カットアンドトライ」と「トライアンドエラー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カットアンドトライ」とは?
カットアンドトライとは、新しいことを失敗しながらも調整して完成に近づけていくことをいいます。
英語ではcut and tryで、技術の分野でよく使われている慣用句です。
電気や機械の調整で、電線などを切って少しずつ調整していくことを表していました。
日本語の試行錯誤と同じ意味になります。
「トライアンドエラー」とは?
トライアンドエラーとは、様々な方法を試して失敗を重ねながらも最適な方法を探すことをいいます。
英語のtry and errorをカタカナ表記した言葉ですが、本来英語ではtrial and error (トライアルアンドエラー)といいます。
トライアンドエラーは和製英語です。
また、試行錯誤といった意味で使われています。
「カットアンドトライ」と「トライアンドエラー」の違い
カットアンドトライもトライアンドエラーも、試行錯誤を意味する言葉です。
失敗を重ねながらも完成や成功を目指して行うことをいいます。
カットアンドトライは英語の慣用句をそのまま日本語読みした言葉なので、英語圏でも意味は通じます。
トライアンドエラーは和製英語なので、海外では意味が通じません。
トライアルアンドエラーというのが正しい言い方になります。
ただし、日本ではトライアンドエラーの方が浸透しており、トライアルアンドエラーとはいいません。
カットアンドトライもあまり浸透しておらず、知っている人は少ないです。
それからカットアンドトライは、電気や機械といった技術分野で使われることが多い言葉です。
まとめ
カットアンドトライもトライアンドエラーも、試行錯誤を意味する言葉です。
日本でよく使われているのはトライアンドエラーですが、和製英語なので海外では通用しません。
カットアンドトライは、英語圏でも普通に使われています。