「アンソロジー」と「短編集」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アンソロジー」と「短編集」の違いとは?違い

複数の作品をまとめたものを表す言葉には「アンソロジー」「短編集」があります。

この記事では、「アンソロジー」「短編集」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アンソロジー」とは?

「アンソロジー」は英語で“anthology”と書く言葉であり、複数の作者が作った作品を集めたものを示す時に使います。

「アンソロジー」の種類には色々なものがあり、小説や詩歌、俳句、短歌、漫画などが有名です。

「アンソロジー」はさらに楽曲や絵画、映画などを集めたものを示す時にも使うことが可能です。

同人誌における「アンソロジー」「アンソロ」という略称も使われています。

「アンソロジー」の類義語には「オムニバス」がありますが、こちらは複数の作者による作品を集めて1つのテーマにまとめたものを示す時に使います。


「短編集」とは?

「短編集」とは短編の作品を集めてまとめたものを示す言葉であり、主に小説や漫画などに使われています。

「短編集」は基本的に1人の作者が制作した短編を集めて書籍にしたものであり、様々な作品を楽しむことが可能です。


「アンソロジー」と「短編集」の違い

「アンソロジー」は複数の作者が作った作品を集めたものであり、「短編集」は基本的に1人の作者が作った短編を集めたものを示します。

「アンソロジー」は同人誌の世界でも多く作られています。

「アンソロジー」の例文

・『ゲームのアンソロジー漫画は色々なキャラの活躍が見られて楽しいです』
・『アンソロジーの主催はとても大変なので頑張ってください』

「短編集」の例文

・『彼の短編集は普段と違った内容が多く、斬新な気分になった』
・『作者の短編集からは彼のルーツを知ることが可能であり、荒削りな熱意を感じました』

まとめ

「アンソロジー」は基本的に複数の作者によって作られるものであり、「短編集」は1人の作者によって作られるのが特徴です。

この2つはどちらも商業から同人誌など様々な場面で制作されています。

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