超常的な力を表す言葉として「念力」と「テレパシー」があります。
ここの2つはそれぞれどのような力なのでしょうか。
この記事では、「念力」と「テレパシー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「念力」とは?
「念力」とは、「精神の力だけで物理的な作用を及ぼす超常的な力」を意味する言葉です。
精神の力でさまざまな作用を発揮する、現代科学では説明できない超常的な力のことを「超能力」といいます。
超能力にはいろいろな形がありさまざまな作用を精神の力だけで起こすとされています。
「念力」は精神や意思の力だけで物体を動かす能力のことです。
物体に手足を触れることなく動けと念じるだけで物体を動かせる能力を指し「念動力」「サイコキネシス」なども呼ばれます。
「テレパシー」とは?
「テレパシー」とは、「人の心と直接結ばれて感覚を通じ合える超常的な力」を意味する言葉です。
他人の心を通じ合うには言葉を交わしたり身振り手振りで伝えたりなど五感を通じたコミュニケーションが必要です。
身体性を伴う五感を通じたコミュニケーションを使わず、心と心を直接つなげて感覚を伝え合う超能力が「テレパシー」です。
一般的には言葉やジェスチャーを利用せず直接相手の心に語りかける超能力を指し、周囲から見るとじっと黙っているだけなのに実際は心と心をつないでコミュニケーションをとれる超常的な知覚を表します。
「念力」と「テレパシー」の違い
「念力」と「テレパシー」の違いを、分かりやすく解説します。
「念力」と「テレパシー」はどちらも超能力の一種ですが及ぼす作用が異なります。
精神の力で物体を動かすのが「念力」で、精神の力で他人とつながり感覚を通じ合うのが「テレパシー」という違いで区別されます。
「念力」の例文
・『念力で椅子を持ち上げる』
・『どこにもトリックがないので念力だと認めざるを得ない』
「テレパシー」の例文
・『テレパシーで会話する』
・『離れた相手とテレパシーでつながる』
まとめ
「念力」と「テレパシー」はどちらも超能力としてはメジャーな能力です。
証明されていませんが小説や漫画など超能力が登場するフィクションの世界ではよく使われる言葉なので覚えておきましょう。