「大きく」と「高く」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「大きく」と「高く」の違いとは?違い

子供の頃は、大人たちを見ていると簡単にできることが自分にはなぜ出来なのかと歯痒い思いをした多くの人たちの直近の願いだったのは「大きくなりたい」と言うことではなかったでしょうか。

それでは、この「大きく」とはどういう意味でしょうか。

また、「高く」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「大きく」「高く」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大きく」とは?

「大きく」とは、言うまでもなく「大きく」と言う意味の言葉であり、「大きい」と言う形容詞の連用形で通常はその後に動詞が付加されて使われます。

「大きい」とはシチュエーションによって様々な意味がありますが、一般的には縦横高さのすべてのサイズが大きいことを言います。


「高く」とは?

「高く」とは、言うまでもなく「高く」と言う意味の言葉であり、「高い」と言う形容詞の連用形として、普通はその後に動詞などがつながります。

「高い」とは一般的には高さのサイズが大きいことを言います。

したがって、東京スカイツリーは明らかに「高く」そびえています。


「大きく」と「高く」の違い

「大きく」「高く」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、サイズが大きいという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、すでに述べたように、縦横あるいは縦横高さの全てが大きいのが「大きく」であり、高さのみが大きいのが「高く」と言うことになります。

したがって、前述のように比較すると高さのみが大きい東京スカイツリーは、一般的には「高く」、東京ドームは高さは大きくありませんが、縦横が大きいので「大きく」見えています。

また、特徴的なのは、一般的な数字は「大きい」と言いますが、価格に関しては「高い」と言います。

「大きく」の例文

・『早く大きくなって自分の好きなものをお腹いっぱい食べたいと思いました』
・『数字が大きくなると計算が大変になります』

「高く」の例文

・『高所恐怖症なので、高く伸びたビルに登ると目眩がしてしまいます』
・『値段が高くなると品質も良くなるのが普通です』

まとめ

この記事では、「大きく」「高く」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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